保険証券の分析は現状を知るにもっとも大切な作業です
契約者とは
⇒保険料を支払っている人
契約変更についての主たる権利を持っている人
被保険者とは
⇒保険をかけられている人
保険証券の整理をするときは、まずこの被保険者・単位で分類します
この部分に蛍光マーカーをしておくと整理しやすい!
受取人とは
⇒被保険者が死亡した時に、保険金を受取る人
契約形態は、生命保険金を受取る時の税金の種類を決め、
そのことで税率に直接影響する非常に重要なテーマです!
とくに生存して受取る場合は、契約形態を間違えると贈与税という非常に高率な税がかかることがありますので注意が必要!(養老保険や年金保険は注意)
月払保険料について
まず現在支払っている保険料をメモしよう!
通帳等と突合せをすると確実です。
次に、保険料が将来アップするか否かをチェックしよう!
Cブロックの保障内容をみると、65才まで『自動更新』と書いてあるがこの『自動更新』というのがキーワードで、これがあったらまず9割がたあの『定期保険特約付終身保険』です。
そして、1997年に加入して保険期間が2007年までとなっているから10年更新型の保険のことだとわかります。
つまり保険料は10年ごとにアップしていくカタチであることが分かります。
そして、年齢ごとの保険料をメモ書きし、60〜70才の支払終了までの総支払い金額を実際に電卓をたたいてメモしてみてください!金額の大きさにビックリされる方が多いです!
更新後の保険料は、その時点での予定利率による為、証券ではなく、別紙に記載されているケースがほとんどです。
まず何といっても、今もし死亡したら守りたい遺族にはいくら支払われるのかを正確に把握したい
死亡保障について
病気死亡での保険金と災害死亡(交通事故等)での保険金がある
⇒病気での死亡が確率的には高いので、まず病気死亡をチェック!
災害割増特約 6. や傷害特約 5. という、『災害〜』と『傷害〜』というキーワードがある部分について、消しこんでいってそれ以外を加算する。
この証券の場合
合計/3204万円
がこの保険の病気死亡保険金額になります!
次に大事なのは、この3204万円の保障はいつまで続くのか?ということである。
そして、年齢ごとの保険料をメモ書きし、60〜70才の支払終了までの総支払い金額を実際に電卓をたたいてメモしてみてください!金額の大きさにビックリされる方が多いです!
この辺りの仕組みは売れているけど実は「?」な保険をご覧ください
解約金一覧表より、保険料の払い込み終了時の解約金をメモする。
保険料・総支払額 - 解約返戻金 = 実質負担額
解約金というのは、まさしく契約者の資産そのものです!差額が本当の保険料負担であり、しっかりつかんでおきましょう!
保険証券の分析は、現状を知るのにもっとも大切な作業です!しかし、保険証券が非常に分かりにくいのも事実です。やはり、一度専門家にまかせキッチリ分析してもらった方がいいのかもしれません!
FPとFPによる保険相談について
相談後のしつこい勧誘は一切ありません!