02/17 12:01 更新
福岡市東区で老夫婦が殺害された事件から17日で11年。現場近くの駅などでは、遺族らが情報提供の呼びかけを行われました。午前7時半、遺族や警察などおよそ30人が、殺人事件のちらしを通勤客らに配り、情報提供を呼びかけていました。この事件は2001年2月、金丸金次郎さん(当時81歳)と妻の愛子さん(当時73歳)が、福岡市東区の自宅から遺体で発見されたものです。室内は荒らされた跡があり、警察は強盗殺人事件として捜査を続けています。しかし、11年経った現在も犯人逮捕に結びつく有力な手がかりは得られていないということです。遺族の藤堂早苗さんは「逃げても時効というのはないので、生きている限り追いかけられるってことを訴えたいです」と話していました。警察は、どんなさ細な情報でもいいので提供して欲しいとしています。