NHK長崎県のニュース　長崎放送局

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韓国クルーズ船初入港

韓国の船会社が運営する観光クルーズ船が初めて日本を訪れ、２月１７日、その第１便がプサンから長崎港に到着しました。
長崎港に到着したのは、韓国のプサンとインチョンを拠点に九州などを回るハーモニークルーズ社の観光クルーズ船「クラブハーモニー」です。
第１便は１７日朝７時すぎ、およそ７００人の韓国の乗客を乗せて長崎港に到着し、市民が和太鼓を演奏したり風船を飛ばしたりして歓迎しました。
到着した観光客はこのあとバスに乗り込んで長崎市内の観光地やハウステンボスなどに向かいました。船は１７日夕方福岡に向かい、１８日韓国に戻ることになっています。
乗客の女性は「船旅はとても良かったです。日本の文化に触れるのが楽しみです」と話していました。ハーモニークルーズ社の船は今後も九州各地を回るクルーズを予定していて、４月にかけて長崎港にはあわせて１４回寄港する予定になっています。
県によりますと、韓国の観光客は県内を訪れる外国人観光客の半数を占めていましたが、円高や東日本大震災の影響で去年１２月現在、前の年より４０パーセントほど減っているということです。
県の柿本敏晶・観光振興課長は、「韓国からの観光客が繰り返し長崎に来てもらえるよう受け入れ態勢を整えたい」と話していました。

02月17日　12時39分

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