ブレーキ無しのピストバイクは絶滅してほしい
競技用自転車、公道走らないで 警視庁、取り締まり強化競技用の自転車で公道を走行し、摘発されるケースが今年、東京都内で急増している。ブレーキが装備されておらず、整備不良にあたるとみなされるためだ。昨年には、違法走行による死亡事故も起きた。震災で自転車通勤に注目が集まるなか、警視庁は取り締まりを強化していくという。
この競技用自転車は「ピスト」と呼ばれる種類。スピードが出せるため、10年ほど前から自転車通勤者らの利用が増えている。3~4年前からは、より軽量でファッション性の高い商品を求める利用者の間で人気が高まり、ブームとなった。
だが、競輪向けをはじめトラック走行専用が多く、ブレーキがないものや、片方の車輪にしかブレーキが装備されていないものがある。ブレーキがないものは、ペダルをこぐのをやめて速度をゆるめ、自転車を止めるしかないという。
道路交通法では、両輪にブレーキを装備していない自転車の公道走行を禁じている。ブレーキ不備で公道を走ると摘発対象となる。
数年前にNikeが「ブレーキなし。問題なし。」というピストバイクの広告を出して問題になったことがあった。
乗っている当人からすればブレーキがなくても問題無しと思っているかもしれないが、そんな整備不良車で町中を走られる歩行者やドライバーからすれば非常に危険で問題大ありだ。確かにシンプルでカスタマイズもできてお洒落な感じがするし、固定ギア独特の乗り味はフリーギアとは違う楽しみもあるのかもしれない。
でもブレーキが無いピストは徹底的に取り締まるべきだと思う。
ピストバイクの雑誌などを見てみると、前輪後輪ともにブレーキをつけていないピストバイクにまたがったドヤ顔の若者が多数掲載されたりしている。自転車を売る店も、写真や記事を掲載する雑誌も、そういう自転車は厳しく注意していく責任があると思う。
僕は一度くらいはピストバイクに乗ってみたいと思うけど、ギアの無い固定ギアで坂道を上るだけの脚力が無いから買う事はまずないだろうなー。
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