NHK福岡のニュース　福岡放送局

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老夫婦殺害事件でビラ配り

福岡市東区の住宅で、お年寄りの夫婦が殺害された強盗殺人事件から１１年がたち、１７日、警察や遺族が現場近くの駅で情報提供を呼びかけました。
平成１３年２月、福岡市東区若宮の金丸金次郎さん（当時８１）と、妻の愛子さん（当時７３）が、自宅で首を絞められて殺害されているのが見つかりました。
警察は、家の中が荒らされていたことから強盗殺人事件と断定し現場に残された靴のあとなどから、複数の人物の犯行の可能性があるとみて捜査していますが、有力な手がかりは得られていません。
金丸さん夫婦が殺害されたのは、遺体が見つかる１週間ほど前の２月１７日ごろとみられ、１７日で１１年になることから、警察や遺族が現場に近いＪＲ千早駅でチラシ１０００枚を配り、改めて情報提供を呼び掛けました。
金丸さんの娘の藤堂早苗さん（５６）は、「１１年たっても、なぜ事件を防げなかったのか、やるせない気持ちです。両親の命は帰ってこないが、真実を知りたい」と話していました。
東警察署の小森政治刑事管理官は、「弱い立場のお年寄りを狙った犯人を許せない。ささいなことでもいいので、気になることがあれば連絡して欲しい」と話していました。
情報の提供は、東警察署捜査本部０９２－６４３－０１１０です。

02月17日　12時17分

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