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2012年2月16日(木) 19:14 |
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岡山市職員を詐欺容疑で逮捕
以前から問題となっていた岡山市の不適正経理で、ついに逮捕者です。 私的に購入したパソコンやテレビなどの代金を、消耗品費と偽って市に支払わせていたとして、岡山市職員の男が逮捕されました。
詐欺の疑いで逮捕されたのは、岡山市障害福祉課の元課長補佐・飯野孝司容疑者(58歳)です。 調べによりますと、飯野容疑者は2006年の1月から9月にかけて、ノート型パソコンや液晶テレビなど家電製品6点、合わせて約125万円相当を市の取引業者から私的に購入し、その支払いのために、実際には買っていないファイルやプリンター用のインクなどを、障害福祉課が購入したとする嘘の書類を作成し、市からその取引業者に代金を振り込ませて、公金をだまし取った疑いがもたれています。 32回に分けて振り込むことで1回あたりの金額を少なくし、目立たせないようにした形跡も伺えるということです。 岡山市では、会計検査院からの指摘を受けて、過去の経理処理の洗い直しを行なう中で、今回の私的流用が発覚し、先月警察に告訴していました。 調べに対し、飯野容疑者は「全く身に覚えのないことで知りません」と容疑を否認しているということです。 岡山市では、関係者の処分について、警察の捜査の結果を受けて厳正に対処するとしています。
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