 |
2012年2月16日(木) 19:14 |
|
 |
岡山市がインフル警戒を呼びかけ
岡山市の有料老人ホームでインフルエンザの集団感染が発生し、入所者3人が死亡していたことをうけ、岡山市保健所は高齢者施設に対して、インフルエンザに引き続き警戒するよう文書で通達しました。
岡山市は16日、約550ある高齢者施設に通達を行いました。 利用者の健康状態の把握に十分つとめるなど、高齢者のインフルエンザ対策を強めてほしいという内容です。 今月2日から12日にかけて、入所者20人と職員5人が発熱やせきなどの症状を訴え、このうち11人がインフルエンザA型と診断された岡山市中区の有料老人ホーム。 岡山市保健所の調べでは、ホームは医療機関と連携をとっているほか、手洗い・うがい・マスクなど、感染予防も行っていました。 また、症状がある人との接触を避ける措置もとるなど、対応に問題はなかったということです。 しかし、入院した7人のうち、80代〜90代の女性3人が死亡。 2人は、インフルエンザの予防接種も受けていたと言います。 他の病気の引き金になりやすく、命に関わることもあるという高齢者のインフルエンザ。 手洗いうがいなどをすることはもちろんですが、体調の変化に周りが気づく配慮も、欠かせません。
|
|