“K−1”マイク・ベルナルド薬物自殺…藤原紀香「信じられない」
夕刊フジ 2月15日(水)16時56分配信
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K−1のリングで一時代を築いたマイク・ベルナルド氏の急死は各界に衝撃を与えている(写真:夕刊フジ) |
ベルナルド氏が所属するジムの会長であるスティーブ・カラコダ氏(59)は本紙の取材に応じ、「ベルナルド氏は14日朝、自宅で大量の錠剤を服用して倒れていた。救急搬送されたが、搬送先の病院で死亡が確認された」と話した。
カラコダ氏によると、ベルナルド氏は2006年に引退を表明してからは母国・南アフリカに帰国。後進の指導に当たるとともにケープタウン市内の大学に通い、心理学を勉強していたという。
一方、数年前に離婚。昨年12月にはカラコダ氏とともに会社を立ち上げたが、「多くの人に取り囲まれていたが、同時に孤独にもさいなまれていたようだ」(カラコダ氏)。別のK−1関係者は「ベルナルド氏は、精神的に不安定な面があった。敬けんなクリスチャンで、心の隙間を信仰心で埋めていたようだ」と語る。
「豪腕」「無冠の帝王」と称されて格闘技ブームを牽引した立役者の急死に、格闘界、芸能界に動揺が広がっている。
K−1中継の司会を務め、ベルナルド氏と親交のあった女優の藤原紀香(40)は自身の公式サイトで、「ベルちゃん(ベルナルド氏の愛称)はもうこの世にいません。いまはまだ信じられないけど、心からベルちゃんのご冥福を祈っています」などとコメントを掲載。同時期にK−1の舞台で活躍した格闘家、レイ・セフォー(41)が、14日未明に自身のツイッターに英文で、「冥福を祈ります」と投稿するなど、同僚選手らも次々と追悼のコメントを発表した。
ベルナルド氏は1995年3月のK−1グランプリ(GP)大会に初参戦。翌96年のGP大会で準優勝を果たし、故アンディ・フグ氏らとともに「K−1四天王」の1人として活躍した。
リング外でもカミソリメーカーのCMに出演。「切れてなーい」と叫ぶ愛嬌タップリの姿が、お茶の間の人気を集めていた。
■格闘技ジャーナリスト・片岡亮氏の話
「ジェロム・レバンナやアーネスト・ホーストといった超大型ファイターたちと真っ向打ち合う姿は、元ヘビー級ボクサーのマイク・タイソンのファイトを目の当たりにしたときと同じくらいの衝撃を覚えたものです。豪腕でひたすら敵を打ちのめす単純明快な格闘技の魅力を体現し、興味がなかった一般人も魅了し、K−1全盛期の最大の功労者といっても過言ではありません。豪腕の印象とは裏腹に、ファンににこやかに手を振り、『ベルちゃん』の愛称で呼ばれるなど多くの人に親しまれた。それだけに(自殺などの報道は)いまだに信じられません。近年は、悩みが多く、人と会うことも拒絶するほど落ち込む日もあったと聞いています。いまは残念の一語です」
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最終更新:2月16日(木)13時47分
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