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【格闘技】佐藤魅せる「ノールック・ウオーキング」 3・27WBC世界Sフライ級挑戦2012年2月17日 紙面から
WBC世界スーパーフライ級タイトルマッチ(3月27日、東京・後楽園ホール、東京中日スポーツ後援)で王者スリヤン・ソールンビサイ(23)=タイ=に挑戦する同級3位の佐藤洋太(27)=協栄=が16日、心理的に揺さぶる幻惑殺法「ノールック・ウオーキング」を披露することを宣言した。 「ノールック? やりますよ」。策士・佐藤がいたずらっぽく笑った。佐藤といえば、フェイントを駆使した変則スタイルが売り。既に、本紙でも「高学歴パンチ」「逆重心パンチ」と独自開発のパンチを紹介しているが、佐藤が毎試合のようにやってしまうのが、この“ノールック”だ。 要するに、戦っている最中に、突然、視線を外して、両手を振りながら前後左右にウオーキングを開始してしまうのだ。相手にしてみれば「オイオイ、どこ行くの?」と思わず、突っ込みたくなるステップワーク。 「ノってるときにやるときもあれば、逆に、緊張してるときにほぐす意味でやったり。あと、いいパンチを当てて、相手の返しのパンチをウイービングでかわした流れで、そのまま歩いたりとか」と佐藤。作戦参謀の新井史郎トレーナーも「相手は嫌だと思う」ととがめるつもりはない。 1970年代の名世界王者・輪島功一の「かえる跳び」のように、人を食った「ノールック・ウオーキング」が佐藤の代名詞になる日も近い? (竹下陽二) PR情報
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