テロ的傾向を持った犯罪件数は、昨年2011年、半分以下に下がった。15日に行われた国家反テロ委員会の会議で、議長を務める連邦保安庁のアレクサンドル・ボルトニコフ長官が伝えた。
長官は又、以下のように報告した―
「2010年テロ的傾向を持った犯罪の件数は779件だったが、昨年は全部で365件だった。 また昨年、我が特務部隊は94件ものそうした犯罪を未然に阻止した。さらに、ドモジェドヴォ空港でのテロ事件などを含め多くの大犯罪が究明された。組織犯や実行犯が特定され、大多数が拘束されるか、抵抗を試みた際に殲滅された。
昨年、国際テロ組織『アルカイダ』の特使3人など、ほぼ50人の武装暴徒集団の頭目が殲滅された。又、宗教的過激派地下活動家のリーダー13人を初め、暴徒やその共犯者660人が拘束された。」
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