香川　左足首じん帯損傷

　【ハンブルク（ドイツ）浜田恵子】日本代表ＭＦ香川真司（２２）が所属するドイツ・ブンデスリーガのドルトムントは１６日、クラブの公式サイトで、香川が１５日の練習中に左足首外側の靱帯（じんたい）を損傷し、戦列を離れることになったと発表した。リーグ首位を快走するチームにとっては大きな痛手となった。

　同サイトによると、２、３週間の戦線離脱とみられ、１８日のアウェーでのヘルタ・ベルリン戦、２６日のハノーバー戦は欠場するが、３月３日のマインツ戦には復帰できるとの見通しを伝えた。ただ、クラブの広報担当者は「現時点では、いつ練習に復帰できるかなどは何も言えない。３月の復帰予定も希望」と話した。

　移籍２年目を迎えた香川は今季、好調をキープ。１１日のレーバークーゼン戦でも決勝ゴールを決めるなど今季通算７得点を決め、チームのリーグ首位に貢献している。昨季の前半戦はリーグＭＶＰの活躍をみせながら、昨年１月のアジア・カップ中に右足小指を骨折して離脱。ドルトムントのリーグ優勝に後半戦は貢献できなかった。