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【プロ野球】

早朝から立浪塾 稼頭央、恐縮

2012年2月17日 紙面から

キャンプを訪れた立浪和義氏(奥)から打撃指導を受ける楽天の松井稼=金武で

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 久米島から沖縄本島に移動した楽天は16日、沖縄県金武町のベースボールスタジアムでの練習を開始した。午前7時から始まった恒例のアーリーワークでは、本紙評論家の立浪和義氏(42)が打撃塾を開講、PL学園高の後輩でもある松井稼頭央内野手(36)が熱血指導を受けた。

 日米通算2188安打を放った松井が直立不動の姿勢でアドバイスに耳を傾けていた。「本当に頭が上がらないです」。立浪氏からの金言を受けて黙々とバットを振りこんだ。立浪氏は評論家としては異例の早朝からの球場入り。後輩が気になったのだろう。昨年1年間の松井稼を見ていて「フォームが崩れている。体が開き気味に出ているのでは」と思えてならなかったという。

 その矯正のために、強調したのが「壁」をつくることの重要性だった。時には立浪氏が振って見せるなどして、練習開始後の特打まで合わせると2時間にも及ぶロングランとなった。「力のある打者だからきっとよくなるはずだと思いますよ」と立浪氏は後輩の活躍を確信。松井稼も「今日はいい時間が過ごせました」と大きなきっかけをつかんだ。18日のDeNA戦で成果を発揮する。(川越亮太)

 

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