「たけし家の絆」陣内と室井熱演　「菊次郎とさき」発表

　人気テレビシリーズの初舞台化「菊次郎とさき」（石橋冠演出）の製作発表が東京・北千住のシアター１０１０（せんじゅ）で行われ、主演コンビの陣内孝則（５３）と室井滋（５３）が意気込みを語った。

　原作はビートたけし（６５）が、破天荒で飲んだくれの父と愛情あふれる教育熱心な母親のことをつづった自叙伝。０１年にテレビ朝日系で初ドラマ化され、０７年までに３シリーズとスペシャルが放送された、懐かしくもおかしい人情喜劇。

　５年ぶりに菊次郎とさきを演じる陣内と室井は、たけしの地元、足立区内の同劇場での開幕にやる気満々。「北野家の深い絆を描きます。たけしさんにももちろん来てほしい」と燃えていた。公演は３月２４、２５の両日に同劇場、その後、名古屋・中日劇場（５月８−１６日）、東京のル・テアトル銀座（５月１９−２７日）で上演。