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震災がれき:住民ら「拙速だ」 島田で試験焼却

がれき受け入れ反対の横断幕を掲げ、試験焼却に抗議する市民=静岡県島田市伊太のごみ処理施設で2012年2月16日午前8時8分、仲田力行撮影
がれき受け入れ反対の横断幕を掲げ、試験焼却に抗議する市民=静岡県島田市伊太のごみ処理施設で2012年2月16日午前8時8分、仲田力行撮影

 震災がれきの試験焼却が始まった16日朝、静岡県島田市伊太のごみ処理施設「田代環境プラザ」前には、がれきの受け入れに反対する住民約50人が集まった。「子どもを守ろう」「がれき受け入れやめて」などと書いたプラカードや横断幕を掲げ、午前9時すぎ、試験焼却の視察を終え、細野豪志環境相が正門前に姿を現すと、反対の要望書を手渡した。

 細野環境相は「処理後の灰を公開するので、安全性を自らの目で確認してほしい」と理解を求めた。要望書を手渡した同市中河の塾職員、白石啓美さん(44)は「試験焼却は拙速だ」と話した。

毎日新聞 2012年2月16日 12時34分(最終更新 2月16日 13時21分)

 
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