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登録日 | 2008年02月24日   最終回答日 | 2008年02月26日
サブカテゴリ | 健康・化学物質 >> 有害物質/PRTR
No.27061
? REACHの届出に必要な分析  2008-02-24 04:27:18
ZWl7727 todoroki
自動車部品会社として、
自動車会社に要求されるであろう、
また素材業界各社,当社へ納入される部品の納入会社へ
要求することになるであろう定量分析を、
どのような手法で行ってもらい、どう提出するか考えております。
SVHCに登録される物質リストも確定していない現状では、
なかなか難しいと思いますが、
ご意見,知見ある方はご回答をお願いします。
以前にはこのようなご質問もありましたが、
(予備)登録とは別物と切り離して考えており、
新たに質問させていただくこととしました。
http://www.eic.or.jp/qa/?act=view&serial=26894
この質問への回答受付は終了しました
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総件数 3 件  page 1/1 |   
No.27062
A-1. Re:REACHの届出に必要な分析 2008-02-24 17:20:20
ZWl743 matsu
>自動車部品会社として、
>自動車会社に要求されるであろう、
>また素材業界各社,当社へ納入される部品の納入会社へ
>要求することになるであろう定量分析を、
>どのような手法で行ってもらい、どう提出するか考えております。
>SVHCに登録される物質リストも確定していない現状では、
>なかなか難しいと思いますが、
>ご意見,知見ある方はご回答をお願いします。
REACHではアーティクルの輸出の際に、全構成成分の届出を要求していないので、自動車部品の構成部品樹脂成分組成を開示する要求を受けることはありえないはずです。
SVHCの情報伝達に限定しても、このような仕組みがワーカブルになるためには、川下の大メーカーから川上中小企業への情報開示要求と言う概念自体を捨てないと、サプライチェーン全体に不要な負荷をかける昔の〇ニー型暴走を引き起こし、国内産業の競争力をそぐことになります。
自動車部品のメーカーさんでは、川上の樹脂メーカーからSVHC相当の添加剤の含有情報が閾値無しで流れてくるはずですので、自社で工程中でのその物質の部品への残存量を計算するなり分析し、AISを作成して川下の自動車メーカーに流すことになります。その際に化学品からアーティクルへの変換工程があるため、素材供給企業に何かを要求することはおこりません。
百歩譲って、対象物質が6/4に確定していたRoHS/LEVには物質の定量分析と言う言葉がありえたとしても、法規体制として概念の違うREACHの分析データなどと言うことを掲示板に書き込まれると、よくわかっていない人にREACHが原料メーカーへの1500物質の分析データ要求だと誤解したり、分析費用を稼ぎたがっている業者にビジネスチャンスだと思わせることになりますので、自工連単位で日化協と協議した結果に入ってくるはずが無いような事項はどうなんでしょうか?
REACHは域外企業を混乱させてRoHSの〇ニーのような暴走をさせることによって、域内生産者を守ろうとしているのかもしれませんよ。
回答に対するお礼・補足:
ご回答ありがとうございます。
分析はもちろん全成分組成を想定したものではなく、
SVHCに限定しています。
ただ弊社は、樹脂部品のみならず、いろいろな部品を製造しているので、結構厄介です。
たとえばモーター 一つをとってみても、
この磁石は日本のA社から、鉄芯は中国のB社から、
あの銅線は韓国のC社から、ボルトはタイのD社から、
グリースと潤滑剤は台湾のE社・・・といった具合です。
これらを全社全車種全仕様分出せといわれたら、
各担当者はみんな気が狂うことでしょう。
そうならないための理論武装,問題提起のの意味合いも兼ね、
質問させていただいた次第です。
またmatsuさんの言われる「自工連単位で日化協と協議した結果に
入ってくるはずが無いような事項」をご存知なら、
具体的に教えてくださるとありがたいです。
おっしゃるようにREACHは、
域外企業を混乱させてRoHSの〇ニーのような
暴走をさせることによって、
域内生産者を守ろうとしていることも念頭に置いています。
こういうのを「非関税障壁」というんでしょうね。
No.27066
A-2. Re:REACHの届出に必要な分析 2008-02-24 23:02:11
ZWla613 cerha
お世話になります。確かにこの件、非常に気になりますね。
自動車メーカー側は、約1500物質と言われるREACHのSVHCに関しては、ELVのときのような分析データ提出による非含有の証明は要求しないと聞いてます。(もちろん物理的にも不可能だと思いますが。)
日化協さんは川下・川中に対してはMSDS_plusによる含有情報のみの提供で対応すると決めているようですし、JAMPについては電機・化学業界中心といっても自工会もオブザーバー参加してますし、やはり私もJAMPのAISがREACH対応の産業界標準になりそうな気がして注目してます。(結局は設計情報的な意図的含有情報の範囲で伝達していく形では。)
このところ自動車各社さんによるREACH説明会も盛んで私もあちこち参加してますが、やはりELVの反省にたって業界としての意思統一や他業種との連携にも気を使っていこうとの姿勢のようですので、そのあたりに期待してますが、やはり少なからず混乱が起きるとは思います。
とくに部品メーカーの多くは、ただでさえ化学物質関係の法規対応などには不慣れですし。(環境関連業務に従事していながらも私自身もその手の一人で、ここでのtodorokiさんmatsuさん等の回答参考にしたりその他セミナーなどで日々勉強中ですので。今後もよろしくお願いします。)
回答に対するお礼・補足:
ご回答ありがとうございます。
JAMPのAISにしろなんにしろ、業界スタンダードとして、
自動車工業会,自動車部品工業会全体で
一括にやっていただけるといいんですけどね。

ところで「自動車各社さんによるREACH説明会も盛んで
私もあちこち参加している」と書かれていらっしゃいますが、
そんなに各社で対応が違いますか?
No.27070
A-3. Re:REACHの届出に必要な分析 2008-02-26 00:15:57
ZWla613 cerha
ふたたびお世話になります。
REACHに関しての自動車メーカーさんの対応は先の回答でも「業界としての意思統一や他業種との連携にも気を使っていこうとの姿勢のようです」と書かせていただきましたが、説明会などでの雰囲気ではかなり自動車各社の対応の足並みをそろえる方向で努力されてる様子が見られ、実際の対応方針にもそのあたりも垣間見られ、サプライヤー側にとってはありがたい方向です。
最も気になる他業種との連携がどこまで図られるかは、やはり完全統一化までは難しいようです。(某社さんはSVHCの含有確認にはELV対応の既存ツールであるIMDSを活用したいとの意向で(これはある一面ではサプライヤー側は助かるが)、そうなると電機系JAMPとは一線を画すことになるかもしれず・・・)
それにしてもELVの大騒ぎのあとは、チヌビンやHCBやPFOSや過塩素酸塩、一番最近ではHBCDとホント次から次へと新法規対応の調査依頼が舞い込み、それでも大変なのにREACHの1500物質となると、展開のされかた次第では大混乱しないか心配で・・・。(でもそうなるとホントmatsuさんtodorokiさんのいわれるように欧州サイドのおもうつぼって感じかも?)
以上、todorokiさんはけっこう私と似たような立場(サプライチェーン上で)におられるようですし(業界スタンダード確立要望の件も私もまったく同感です)、お互い今後もがんばっていきましょう。
回答に対するお礼・補足:
再びご回答ありがとうございます。
IMDSを活用する「某社」が、T社さんかH社さんかN社さんか、
その他かはわかりませんが、
モーターなどの部品は対応に苦慮するかもしれません。

とりあえず弊社は、下流(自動車各社)に対しては、
客先(相手先)と部品群(部品番号)リスト、
上流に対しては調達先(会社名,国名)、構成部品番号、
弊社一部品あたりの使用重量,体積,個数、
グリースや潤滑剤などの素材,副資材リストなどを再構築し、
上流データと下流データを結び付けておくことで、
将来下流からどんな調査以来が来ても、
また上流からどんなSVHCデータが来ても、
部品毎、素材,副資材ごとに遅れなく対処できるよう、
準備しておくことにしました。
ここまでやっておけば、少なくともムダにはなりませんから。

業界スタンダードは実現するかどうかわかりませんが、
今後ともよろしくお願いします。
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