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2012年2月15日(水) 19:14 |
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海底トンネル事故、がれき撤去続く
作業員3人が依然として行方不明となっている、倉敷市水島の海底トンネル事故の続報です。 工事元請けの鹿島によるたて穴内のがれきの撤去が続いていますが、掘削機の運転席の部分が15日夕方に引き上げられました。
今月7日に起きた海底トンネル建設中の事故では、行方不明者の捜索の妨げになっている、たて穴内のがれきの撤去が続いています。 15日は、午前中に掘削機の後の2号台車が、夕方までに1号台車が引き上げられました。 鹿島によると、1号台車は運転席やブレーカーがある操作盤があるということですが、引きあげたときはかなり破損していたということで、漏電について、警察が調べる証拠品になるということです。 水中の視界は3メートルほど確保されているということですが、大きながれきを撤去するたびに水が濁るため、さらに透明度を高めるため、砂を通して汚れを吸着させる新たなろ過装置を導入。 試験運転を16日午前から始めることにしています。 鹿島は、あと5日ほどでたて穴のがれき撤去を終えたいと話していて、残る3人の行方不明者の捜索に全力を挙げることにしています。
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