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貴乃花親方、新喜劇出る!吉本が協力姿勢…懸賞金、のぼり寄贈など提案

デイリースポーツ 2月16日(木)8時6分配信

貴乃花親方、新喜劇出る!吉本が協力姿勢…懸賞金、のぼり寄贈など提案
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 貴乃花親方は桂三枝(左)のイベントや吉本新喜劇の出演が決まり「いらっしゃ〜い」のポーズ=大阪市の吉本興業大阪本部(撮影・山口 登)
 お客さん、いらっしゃ〜い!日本相撲協会と吉本興業が強力タッグを結成だ。大相撲春場所(3月11日初日・大阪府立体育会館)の担当部長を務める貴乃花親方(39)=元横綱貴乃花=が15日、大阪市の吉本興業本社に、吉野伊佐男会長(69)や落語家の桂三枝(68)らを表敬訪問した。吉本側は相撲人気復活のために、懸賞や春場所限定表彰などの全面協力を約束。貴乃花親方は来月4日の三枝の舞台のほか、新喜劇への出演が決まった。

 ついに貴乃花親方の新喜劇出演が実現する。吉本興業は本気の協力姿勢を示して、あっさりと寄り切った。表敬訪問で応対した三枝、河内家菊水丸の口撃に防戦一方となり、舞台への出演依頼を「喜んで」と簡単に引き受けた。

 吉本は4点セットを提案した。(1)懸賞(2)会場を飾る吉本興業の名称入りのぼりを寄贈(3)春場所限定表彰の吉本賞を贈呈(4)呼び出しの着物にも吉本興業の名称を入れる‐の4つで(1)〜(3)が菊水丸、(4)は三枝が提案した。

 菊水丸は「いかがなもんでしょうか?」と、同席した吉野会長の顔色をうかがった。ほほ笑む会長を見た三枝が、すかさず「君のギャラから引かれるで!!」と心配。菊水丸は「NHKでテレビ中継されると、広告費に換算すれば…」と、吉本へのメリットを必死で訴えた。

 貴乃花親方と吉本のパイプ役は三枝だった。毎年3月4日は“三枝の日”としてイベントを開催。7月には桂文枝を襲名し、今年の「最後の三枝まつり」では、創作落語の大相撲夢甚句を上演する。先代親方と親交があった縁もあり、貴乃花親方に出演を要請し、決定。それを受けて、吉本の舞台に興味を示すようになった。

 出演依頼を快諾した貴乃花親方は3つの舞台へ上がる。3月4日の後に、念願の新喜劇、4月の吉本興業創業100周年記念公演の順で出演する予定。菊水丸から「走ったり、転んだりできまっか?」と突っ込まれると、「四股を踏むのがよろしいかな?」と、大ボケをかまして応じた。

 会見は、ドタバタと脱線のお笑いに終始。貴乃花親方は「生まれて初めての楽しい会見。さすが吉本。相撲協会も毎度、楽しい会見ができるように心掛けたい」と感服。すっかり強力パートナーに感化され、協会の新たな方向性を見いだしたようだ。

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最終更新:2月16日(木)9時13分

デイリースポーツ

 

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