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オリンパス前社長を取り調べ=報告書虚偽記載容疑で逮捕へ―東京地検

時事通信 2月16日(木)10時48分配信

 オリンパスの粉飾決算事件で、同社旧経営陣が資産を水増しした有価証券報告書を提出した疑いが強まったとして、東京地検特捜部は16日、金融商品取引法違反(虚偽記載)容疑で、菊川剛前社長(70)の取り調べを始め、自宅を家宅捜索した。容疑が固まり次第、逮捕する。
 特捜部は、警視庁捜査2課、証券取引等監視委員会の他、海外当局とも連携し、国内外を舞台にした巨額損失隠しの全容解明を進める。
 他に逮捕するのは、森久志前副社長(54)、山田秀雄前監査役(67)。3人はこれまでの特捜部の聴取に、いずれも損失隠しへの関与を認めている。
 関係者によると、菊川前社長らは、2008年3月期から11年3月期までの4年間、純資産を水増しした有価証券報告書を、関東財務局長に提出した疑いが持たれている。 

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最終更新:2月16日(木)11時33分

時事通信

 

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