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【プロ野球】

キヨシ流爆笑オーダー発表 きょう初対外試合

2012年2月16日 紙面から

取材に訪れた江川卓氏(左)と談笑するDeNAの中畑監督=宜野湾市立野球場で

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 DeNA・中畑清監督(58)は、監督として初の対外試合となる日本ハム戦(名護)を翌日に控えた15日、キヨシ節全開で“打倒・斎藤佑樹オーダー”を明かした。

 日本ハム戦に向けて、最初は「若手がはち切れるくらい元気の良さを出してくれれば、勝ち負けは二の次」と話していたが、斎藤が「3イニングパーフェクトが目標」と語ったと聞くと、熱い男の闘志に火が付いた。「させるか、このヤロー! いいんじゃない、そういうやりとりが野球の勝負。ウチの選手達は、それを聞いて“ナメとんのか”と怒ってほしい」と発奮材料になったようだ。

 初のオーダー発表は、サービス精神旺盛な中畑監督らしく、お笑いの要素をタップリ入れた。選手名は言わず、2番の荒波を「走るしか能のないヤツ」、8番の黒羽根は「羽が生えてくるヤツ」など表現して笑わせた。ただ、4番・筒香だけはズバリ名指し。移籍した村田に代わる若き主砲への期待の表れだろう。

 中畑監督は「チームの中ではフレッシュないいメンバーが組めた。が、相手からみればまだまだ“ハナクソ”だろう。斎藤佑樹という名のある選手相手に結果を出してほしい」とハッパを掛けることも忘れなかった。

 

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