社会

原発の危険性を訴える
(北海道)
道内の住民らが北海道電力を相手に泊原発の運転停止と廃炉を求める訴えを起こした裁判で、1回目の弁論が行われました。

訴えを起しているのは、道内の住民ら612人の原告団です。現在、定期検査で停止中の泊原発1号機と2号機の運転を再開させないことや稼働中の3号機の運転停止と最終的にすべての原子炉を廃炉にすることを北電に求めています。
きょうの裁判で、原告団は、原発の危険性などを訴え、「人間のコントロールできない危険な原発は早急に止めるべき」などと、泊原発の廃炉を求めました。
(弁護団長・市川守弘弁護士)「いったい北電は道民の安全を考えているのか憤りを感じた」
これに対し、北電は「十分な安全性が確保されている」などとして請求の棄却を求め争う姿勢を示しています。
[ 2/13 20:12 札幌テレビ]