水産庁九州漁業調整事務所は13日、長崎県対馬市の北北東約35キロに位置する日本の排他的経済水域(EEZ)内で、韓国のイカ釣り漁船「95トンソン」(3人乗り組み、21トン)を拿捕(だほ)し、船長の徐東台(ソ・ドンテ)容疑者(55)を漁業主権法違反(操業水域違反)容疑で現行犯逮捕したと発表した。
発表によると、徐容疑者は10日午後11時15分頃、EEZ内の操業が認められていない海域でイカ漁をした疑い。11日未明に逮捕され、容疑を認めて担保金の支払いを約束したため、12日夕に釈放された。