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柏崎刈羽原発 防潮堤工事公開

2月14日 17時41分

柏崎刈羽原発 防潮堤工事公開
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福島第一原子力発電所の事故を受けて、東京電力が新潟県の柏崎刈羽原子力発電所で進めている防潮堤の建設工事の様子が、14日、報道関係者に公開されました。

福島第一原発の事故では想定を大幅に超えるおよそ15メートルの高さの津波が襲ったことから、東京電力は津波対策として、去年11月から柏崎刈羽原発で防潮堤の建設工事を行っています。
14日は工事の様子が報道関係者に公開され、作業員が土砂にセメントなどを混ぜて地盤を固くしたり、重機を使って地面に穴を空け、くいを打ち込んだりする作業を行っていました。
防潮堤は海抜15メートルの高さになるように設定されていて、1号機から4号機については、高さ10メートルの鉄筋コンクリート製、5号機から7号機は高さ3メートルの盛り土にする予定です。
また、海抜45メートルの高台では、新たに原子炉などを冷却するためのおよそ2万トンの水をためる池の設置に向け、地面を掘り起こす作業が行われていました。
東京電力は一連の津波対策の工事を来年6月までに終えたいとしています。