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原発温度計 更に3ヵ所で異常見つかる

2012年02月15日 11時09分配信

福島第一原発2号機の温度計のうち、新たに3ヵ所の温度計で断線が見つかった。

東京電力は、急激な温度値上昇の原因などをとりまとめ、15日中に原子力安全・保安院へ報告するとしている。

福島第一原発2号機の原子炉圧力容器の底にある温度計のひとつで、急激に温度が高い値を示したことを受けて東京電力では、ほかの温度計についても電気抵抗を調べて異常がないかを確認していた。

その結果、原子炉圧力容器の上ぶたの部分や制御棒を動かす装置など、新たに3ヵ所の温度計で断線が見つかった。

東京電力では、原子炉圧力容器の底の温度計の値が急激に上昇した原因や、原子炉内の温度を監視するための別の方法などを含めて、15日中に原子力安全・保安院に報告することにしている。

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