大阪市の橋下市長が全職員に組合活動への関与を問うアンケートを行ったことに対し、13日、市の労働組合が抗議集会を開きました。
13日、大阪市内で開かれた抗議集会には組合員およそ1,000人が集まりました。
橋下市長が行ったアンケートは組合活動へのかかわりや組合の実態などを問うもので、全職員に対し、職務命令として記名式での回答を義務づけています。
市はアンケートを今月16日までに回収するとしていますが、13日の集会で組合は「アンケート調査は組合の弱体化を目指したもので、団結権の侵害にあたる」と抗議しました。
「今回の不当なアンケート調査に対して、断固戦うことを宣言する」(市労連・中村義男執行委員長)
組合側は、調査の中断などを求めて府の労働委員会に救済を申し立てています。 (02/14 07:34)
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