この冬、家族でニューヨークに旅行に行きます。 ２週間半あるので、他の都市にも行...

fairdinkumjpさん

同行されるご家族の構成によって好みが変わるかもしれませんし、
ご自分でレンタカーを借りて運転されるか否かによっても
面白さ・楽しさが変わるかと思います。

とまぁ、理屈っぽいことは抜きにして、
結論から言いますと、ラスベガスとマイアミの二者択一ということであれば
ラスベガスをおすすめします。

マイアミは、冬も温暖であることから、老後に住まいする所としてアメリカ人に
人気のあるところです。
海岸に沿って高層建築物が並んでいて、オーストラリアのゴールドコーストに
似ていますが、海を楽しみたいというのであれば別ですが、まして冬
ということになるといかがなものでしょうか。
ただ、レンタカーを運転して、マイアミからさらに足を延ばすというのであれば、
３～４泊の旅程で、白鯨の舞台としても有名なキーウエストにも行くことが
できます。この場合は、キーウエストに向かう車の中から素晴らしい景色を
眺めることができますし、途中にも様々な観光地があって楽しめます。
マイアミだけというのであれば、？ ですねー。

ラスベガスは、ご存じのように、ギャンブルの町で、空港のロビーの
あちこちにスロットマシーンが並んでいます。
基本的にどのホテルにもギャンブル場がありますので、様々なギャンブルを
楽しむことができます。
一方、ラスベガスは、徹底したエンターテインメントの町ですので、各ホテルで
ディナー・ショウをやっていますので、お好みの出し物を見つけて、ご覧になると
良いと思います。（当該ホテルに泊まっていなくても問題ありません。）
因みに、良い席を取ろうとして、ただただ開場の前から並んでいる
日本人観光客を見かけますが、これでは良い席は取れません。
自由席制ではなくて、ウエイトレスが席に案内するのですが、
ウエイトレスは、入口に立っている蝶ネクタイ姿の男性の指示に従って
客を案内するだけですので、彼女に”俺はあっちの席が良い！”と叫んでも
無意味です。
ポイントは、この蝶ネクタイのオジサンに’そっと渡す’チップの額で、席は決まると
思って下さい。 （現実は、渡さない人の方が多い様ですが、決して良い席は
期待できません。）
チップの額は、一人当たり１０～１５ドルが目安です。
その昔、３人でディナーショウに行った際、最初の日は、３０ドルを掴ませたところ、
ＶＩＰ席と思われる一見豪華な席に案内されましたが、舞台から少し離れていました。
翌日は、別の劇場でしたが、５０ドル掴ませました。 と、効果覿面、最高の席に
案内されました。
また、ラスベガスは大平原の中に突然生まれたような町ですが、
車でちょっと町から出ると、草原のような景色が広がります。
この”草原”を車から出て、ぜひじっくりご覧ください。 草のように見えるものの
ほとんどがサボテンであることに驚かされると思います。
さらに、欲を言えば、レンタカーで足を延ばしますと、朝日に赤く浮かび上がる
グランドキャニオンの一部を地上から見ることができます。この景色は感動的ですよ。

以上、２都市以外に、お勧めしたいのは、ワシントンＤ．Ｃ．です。
車を運転されるのであれば、ペンシルバニアのアーミッシュの町や、ボストンの町も
良いと思いますが、手軽に行けて、手軽に楽しめるのはワシントンではないでしょうか。
スミソニアン博物館では月の石に触れることができますし、ホワイトハウスや議事堂の他に
リンカーン大統領が暗殺された劇場、などなど結構楽しめます。
時間があれば、その昔 日本から送られた桜の古木＆大木が並んでいるポーツマス
河畔や、アーリントン墓地を見学されてもよい思います。

補足です。

治安はマイアミもラスベガスも、そのほかの都市も
概ね日本と同じ位です。
尤も、夜遅く人通りの少ない暗い所をうろつくのは
避けるべきです。
ただ、大都市の都心に近いスラム街の治安は概ね
良くないです。
具体的には、北部の大都市近郊、例えば、マンハッタン北部
、デトロイト、サンフランシスコの北部など。
なお、ニューヨークでは、巧妙なスリが多いですから気を付けて
下さい。 （日本人駐在員が、日本からのお客さんに
”スリに気を付けるように”と言っていた矢先に自分がホテルの
ドアですれ違いざまにスリ取られたことがあります。）
また、ブロードウェイなどでは、人通りの多い所で
ワインを持った男が近づいて来て、わざと道路に落とし、
”お前がぶつかったためボトルが割れたので弁償しろ”と迫ってくる
ケースがありますが、
日本語で”お前はアホか！”とでも言ってすたすた歩いて
いけばよいと思います。（これは私自身実際に経験しましたが、
相手がむくつけき大柄の黒人男性２人でしたので、
正直な所、一瞬ひるみましたが、追いかけてくるということは
ありませんでした。なお、相手の出方が分からないから怖い、
ということであれば、”Police に行こう”という方が良いかもしれません。
彼らは、訳もなく大衆の面前で騒ぎ立てたりしないようです。）