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パチンコ店30グループ、3千億円損失計上準備

読売新聞 2月14日(火)17時42分配信

 パチンコ店を運営する全国約40の企業グループが租税回避行為を行ったとして、総額約1000億円の申告漏れを指摘された問題で、このうち約30グループが、さらに計約3000億円の損失計上を準備していたとして、国税当局から是正を求められていたことが分かった。

 これまでと同様、子会社に含み損のある株式を抱えさせるなどの方法で、租税回避を図ろうとしていたとみられるが、大半のグループが国税当局の求めに応じたという。

 関係者によると、各グループは、東京都内のコンサルティング会社の助言で、資産を簿価(取得時の価格)で移動できるという企業再編税制の優遇措置を利用し、含み損を抱えた子会社株を簿価で現物出資するなどして、次々と子会社を設立することで、含み損を“コピー”。その後、利益の出ている他のグループ会社と合併させるなどして、法人所得を減らしていたことが判明している。

最終更新:2月14日(火)17時42分

読売新聞

 

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