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オリンピック効果か?!



スケートブームに乗って、いろんな記事が出るようになった。
たまたま会社で取ってる雑誌で見つけた。
記事の元になってるネット上での論争。

ネット上で繰り広げられる論争や、一部選手への賞賛。
フィギュアスケートは人気スポーツになったんだと
いろんな意味で思うし、結構なことではあるけれど・・・。
聞くところによると、スケートファンによるブログも
異常な数らしい。

その中のどれが、一番正しく、公平な事実を元に
話されてる論争なのか?
自分のブログも含め、個人が好きでやってるブログである
以上、そもそもそこに公平性というものが多少欠けてても
いいのかな?と個人的には考える。
いわゆる”言論の自由”ね。
ただ、ブログを利用して”情報を発信”したいのならば、
その発信元である管理者は、デリケートな話題には
細心の注意を払う義務があるかと思う。
この辺のさじ加減は、すごく難しい。

メディアの世界にいる以上、その取材方法や演出に関して
よくお叱りを受ける。もちろんむちゃくちゃな苦言もある。
反面ハっと気がづかせられる、貴重な苦言もある。
自分も先日のオリンピックでの某局の演出方法にはここで
苦言を言わせてもらった。その局の知り合いのディレクターには
その件についても今後話したいと思ってる。
もちろん、他局との演出の差別化をするために、
アイデアを搾り出す必要はある。ただ、10年前と違って
今やフィギュアスケートの視聴者は激増した。
ただ、そのわりにはTVでの演出方法は以前とそう変わらない。
ことさらに、コアなファン向けに細かでマニアックな
ルール主体の演出をするのはちょっと違うと思うが、もう少し
深く突っ込んだアイデアが必要な時期には来てると思う。
TVに関しては。

大切なのは、
この雑誌の中で取り上げられているネットユーザーを云々する前に、
そのネットユーザーに向けて発信する、僕らメディアが
より正確に情報を伝える必要はないだろうか?
いつまでも、一部のメディア(メディアとは言えないと思う)がするような
興味本位で、満足な取材もせず、
ありもしないことをヌケヌケと情報発信することは、
そろそろ止めたほうが良くないか??

内外問わず、これまでと違って、振り回される人々があまりにも
増えてしまったから。

さすがに少々、いや、大分呆れてる。

最後に・・・、
メディアは、事実を伝えるのがまず基本。
ただ、事実を伝える際に、ネタによっては
それを伝えたがために、受け取る側が自分の感情のフィルターを
かけたことによって、その事実に加え受け取り側の
”だから、○○だ”という事実を自己完結させた論理が、
新たに”事実”として発信されてしまう恐れがあることだけは
踏まえる必要があると思う。