02/14 12:21 更新
福岡市が草の根レベルで国際協力に取り組んでいる団体を表彰する「市民国際貢献賞」に、チェルノブイリ原発事故の被災地で医療支援を行っているNPO法人が選ばれました。今年度の「福岡市市民国際貢献賞」を受賞したのは、古賀市に拠点を置くNPO法人「チェルノブイリ医療支援ネットワーク」です。この団体は、1986年に起きたチェルノブイリ原発事故の被災地であるベラルーシに薬や医療機器を提供したり医師団などを派遣したりして、甲状腺がんの検診などを行っています。また、福岡市などで被災状況を報告する集会を開催するなど啓発活動にも取り組んでいます。代表の河上雅夫さんは「福島第一原発事故の被災地支援も、今後検討していきたい」と話していました。