NHK福岡のニュース　福岡放送局

• 
• 

運転士居眠り 列車が駅通過

１４日午後、福津市のＪＲ鹿児島線で快速列車が停車駅を通過するトラブルがありました。
原因は運転士の居眠りだということでＪＲ九州は「お客様に迷惑をおかけして申し訳ありません」と陳謝しました。
１４日午後２時半ごろ、福津市のＪＲ鹿児島線の東福間駅で、上りの快速列車がホームの先端を１２５メートル行き過ぎて停車しました。
列車が駅に近づいてもスピードを緩めないため、乗っていた車掌が非常ブレーキをかけたということです。
列車はそのまま次の東郷駅まで運行し、東福間駅で降りるはずだった乗客およそ１０人は、そこで下りの列車に乗り換えました。
ＪＲ九州によりますと、運転していたのは、乗務歴およそ２４年の５０歳の男性運転士で、「一時的に眠気に襲われて居眠りをしてしまった」と話しているということです。
この列車には乗客およそ１２０人が乗っていましたが、けがはありませんでした。
ＪＲ九州は「ご利用のお客様にご迷惑をおかけして申し訳ありません」と陳謝するとともに、「今後、指導を徹底し、再発防止に努めます」と話しています。

02月14日　18時34分

•