安住淳財務相は14日の閣議後の記者会見で、昨秋に実施した為替介入の水準に言及したことについて「受け取られ方に誤解を招くようなことがあれば、今後は気を付ける。数字はしゃべらないようにする」とした。
安住氏は10日の衆院予算委員会で「(1ドル=)75円63銭で介入を指示し、78円20銭でやめた」と発言し、通貨当局者として不用意と批判されている。安住氏は、質問者が示したボードに書いてある数字を説明しただけだとして「水準なんて言葉は使っていない」と反論した。
一方、安住氏は、国の東京電力への経営関与について「国民に対する負担を分かりやすく示した上で最終的な結論を出さないといけない」と述べ、国民負担の拡大に慎重姿勢をにじませた。「法律にのっとって協議が始まる段階で(財務)省の考え方を伝える」と述べ、具体的なコメントは控えた。