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山中が年内米進出へ踏むぞ闘牛士ステップ

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ハワイ合宿中の山中はシャドーボクシングで汗を流す
ハワイ合宿中の山中はシャドーボクシングで汗を流す

 【米ハワイ12日(日本時間13日)=田口潤】WBC世界バンタム級王者の山中慎介(29=帝拳)が年内米国進出へ、闘牛士の動きを研究する。4月6日、東京国際フォーラムで挑戦を受ける元3団体統一世界スーパーフライ級王者ビック・ダルチニャン(オーストラリア)は「怒れる闘牛」の異名を持つ。激しく猛進する相手の対策に、闘牛士の映像を見て参考にする。

 ハワイのアラモアナビーチで走り込みを終えた山中は「帰国したらユーチューブで闘牛の映像を探す。横へのステップ、剣で仕留めるタイミングなどを学びたい」と話した。競技こそ違うが、猛進する相手をどう対処するのか、少しでも参考になればとの考えだ。

 大物挑戦者の「闘牛」を退ければ、知名度は高まり、年内に米国で防衛戦との声も高まる可能性はある。だが、帝拳ジムの本田明彦会長は「米国では軽量級の人気はそう高くない。アピールするためにも、勝つことはもちろんだが、内容も問われる」とKO決着を米国進出の条件に挙げた。

 山中もリスクを恐れず、倒しにいく決意だ。「(得意の)左が入れば倒す自信はある。日本人の世界王者は8人と多いし、インパクトを与える試合をしたい」。本田会長のKOノルマをクリアするためにも、闘牛の映像を含め、できる限りの対策を練っていく。

 WBC世界スーパーフェザー級王者の粟生隆寛(27)らとのハワイ合宿は明日15日で打ち上げる。「苦しいときはダルチニャンの顔を浮かべて頑張った」。10日間で約150キロの走り込みで、「闘牛」を倒す下地は完成した。

 [2012年2月14日7時40分 紙面から]


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