大阪市の橋下市長は、自らが代表の「大阪維新の会」が国政進出した際の公約の骨子を示しました。参議院の廃止など憲法改正が必要な内容を含んでいます。
13日夜、維新の会の全体会議で、橋下市長は政権公約「船中八策」の骨子として自らの考えを議員に示しました。首相公選制や参議院の廃止、首長と議員の兼任など憲法改正が必要な内容を語った他、地方交付税の廃止や掛け捨ての年金制度、経済面ではTPPへの参加を明言したということです。維新の会の浅田政調会長は、「船中八策として採用すべき大きな柱と方向性を2週間後ぐらい、月末までにお示しする」と話しました。維新の会は議員団で協議した後、会の政策として発表し、その後も議論を重ねるとしています。
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