2012年2月12日(日) 午後 9:00 〜 午後 11:10 放送
コン・エアー 〜CON AIR〜
護送中の凶悪犯に飛行機がハイジャックされた!
緊迫する機内…混乱する警察…。
愛する家族との再会だけを願い
乗り合わせてしまった男がたった一人で立ち上がる。
元陸軍突撃隊員のポー(ニコラス・ケイジ)は、身重の妻トリシア(モニカ・ポッター)を守るため、酔っ払いを図らずも殺害。第一級殺人罪で10年の懲役刑を受けるが、
模範囚として耐え抜いた彼は8年で仮釈放を手にした。服役中に生まれたまだ見ぬ娘、ケイシー(ランドリー・オルブライト)も8歳になる。
ポーは刑務所を移ることになった同房仲間のベイビー・オー(ミケルティ・ウィリアムソン)とともに連邦保安局の空輸機“コン・エアー”に乗り込み、帰郷の途につく。
コン・エアーにはポーら2人のほか、服役中に11人を殺し、2つの学位を取得した天才凶悪犯サイラス(ジョン・マルコヴィッチ)、ライフル協会の集会を爆破した
黒人ゲリラ軍将軍ダイヤモンド・ドッグ
(ヴィング レイムス)、23人の女性を強姦したジョニー23(ダニー・トレホ)といった凶悪犯たちが同乗。
機内は異様な雰囲気に包まれる。
離陸後、機内から突然、炎があがった。警官たちが消火に向かおうとした隙をつき、搭乗していた受刑者たちが機内を占拠。すべては、サイラスの計画だった。
彼らの次なる目的は、最初の目的地カーソンで乗り込んでくる大物麻薬密売人の息子シンディーノ(ジェス・ボレッゴ)を父親のもとに送り届け、
莫大な金を受け取ること。そのためには地上の連邦保安官に気づかれないようにするため、予定どおりカーソンで6人の囚人を降ろさなくてはならない。
ポーにとっては自由になるチャンスだったが、重い糖尿病を患うベイビー・オーに死の危険が近づいていたこと、そして機内で唯一の女性護送官ビショップ(レイチェル・ティコティン)が
ジョニー23に狙われていたこともあり、あえて機内に残る道を選ぶ。 しかし、カーソンでは東部で37人を惨殺した殺人犯ガーランド(スティヴ・ブシェミ)が乗り込み、
事態はますます悪化していく。
一方、地上では異変に気づいた連邦保安官ラーキン(ジョン・キューザック)らがコン・エアーの追跡を開始。ポーの行動に疑問を抱いたラーキンは、
ポーの妻トリシアと会い、彼が機内で唯一の味方であると確信。 ポーと連携をとりたいと思うが、事態は悪化する一方で…。
■監督
サイモン・ウェスト
■脚本
スコット・ローゼンバーグ
■製作
ジェリー・ブラッカイマー
■製作総指揮
チャド・オマン
ジョナサン・ヘンスレー
ピーター・ボガード
ジム・コーフ
リン・ビグロー
■撮影
デヴィッド・タッターソル
■アート・ディレクター
エドワード・T・マカボイ
■視覚効果スーパーバイザー
デヴィッド・ゴールドバーグ
■音楽
マーク・マンシーナ
トレヴァー・ラビン
■出演
キャメロン・ポー
ニコラス・ケイジ(大塚芳忠)
ラーキン
ジョン・キューザック(森川智之)
サイラス
ジョン・マルコヴィッチ(樋浦勉)
ガーランド・グリーン
スティヴ・ブシェミ(青山穣)
ダイヤモンド・ドッグ
ヴィング レイムス(宝亀克寿)
ベイビー・オー
ミケルティ・ウィリアムソン(後藤哲夫)
トリシア
モニカ・ポッター(田村真紀)
ケイシー
ランドリー・オルブライト(かないみか)
ビショップ
レイチェル・ティコティン(玉川砂記子)
ジョニー23
ダニー・トレホ(水野龍司)
シンディーノ
ジェス・ボレッゴ(藤原啓治)
ジョン・マルコヴィッチ
1953年12月9日アメリカ・イリノイ州出身。学生時代を地元イリノイ州で過ごすと、1976年、友人でもあるゲイリー・シニーズが主催するステッペン・ウルフ劇団に参加。サム・シェパードの戯曲『True West』で、ニューヨークで上演された優れた舞台作品に与えられるオビー賞(Off-Broadway Theater Awards)を受賞する。1984年、ブロードウェイでの舞台『セールスマンの死』にダスティン・ホフマンと出演。好評を博すと、翌1985年に同作品がTVシリーズ化されたときにはエミー賞を受賞する。
そんなマルコヴィッチの舞台での活躍をテレビで見たロバート・ベントン監督が『プレイス・イン・ザ・ハート』(1984年)の出演を依頼。目が不自由なため屈折した性格の持ち主でありながら、実は人のいい好青年ウィルを好演。映画デビュー作でいきなりアカデミー賞助演男優賞にノミネートされる。同じ1984年には『キリング・フィールド』にも出演。カメラ片手にクメール・ルージュによる内戦を取材する戦場カメラマンという、『プレイス…』とはまったく好対照な役をみごとに演じている。
その後も有名監督からの熱烈なオファーを受け続け、ベルナルド・ベルトルッチ監督の『シェルタリング・スカイ』(1990年)、『ウディ・アレンの影と霧』(1992年)、『生きてこそ』(1993年)、『コン・エアー』(1997年)、『ラウンダーズ』(1998年)などの話題作に出演。1999年には自らを題材にした『マルコヴィッチの穴』に実名で出演している。
好人物から悪役、最近では『ジョニー・イングリッシュ』(2003年)や『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』(2011年)などでコミカルな演技も披露。実力派ベテラン俳優として2012年も多数の出演作品が待機中だ。
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