大阪市の橋下市長が職員の政治活動についての実態調査を始めたことに対し、市の労働組合は緊急集会を開きました。
大阪市労連の中村義男執行委員長は集会で、「不当なアンケート調査については断固闘う」と語りました。緊急で開かれた集会には、組合員およそ1000人が出席しました。橋下市長は、去年の市長選挙で職員や労働組合が平松・前市長を組織的に支援したことを問題視し、全職員に対し、政治活動についてのアンケートへの回答を「業務命令」として義務付けています。組合側は、「不当労働行為だ」として府の労働委員会に救済を申し立てていて、集会でも市との対決姿勢を鮮明にしていました。
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