ハイパーリンク(以下リンク)とはページとページを繋ぐ仕組みです。ページを上手に繋げていく事で閲覧者に優れたナビゲーションを提供する事ができ、多くのページを見てもらう効果もあります。また、リンクは自分のホームページ内の各ページを繋げる以外に、外部のページやファイルにリンクをする事もできます。ここでは主にリンクを使って各ページを繋げる方法を説明していきます。
alphaEDITでリンクを挿入するには、先にリンクを貼りたい文字をドラッグ、または画像をクリックしておきます。その後ツールバーにある「ハイパーリンク」ボタンをクリックするとハイパーリンクの挿入ウインドウが表示されます。現在編集中のページと同じフォルダにあるHTMLファイルは、プルダウンメーニューから選択できます。
自分のホームページ以外にリンクを貼る場合は、「リンクファイルの場所」に直接そのページのアドレスを記入します。下にある「ターゲット」は基本的に指定する必要はないのですが、場合によって必要になる為、よく使うものだけ説明しておきます。
まず「_brank」はウインドウを新しく開くという指定で、Internet Explorer (以下IE )6ならIEのウインドウを新しく起動させてそのページを表示します。
「_brank」はIE 7やFirefox/Operaなどでは設定によって新しいタブでページを表示され、主に外部のホームページにリンクする際に使われます。「_top」は現在開いているページのフレームを解除してページを表示します。それ以外にターゲットにはフレームに付けた名前を指定してフレーム内のページを制御する事もできるので覚えておいて下さい。
さて隣にあるメールリンクに関してですが、ホームページにメールアドレスを掲載してしまうと尋常ではない数のスパムメール(迷惑メール)がきてしまうので、ここでの説明は割愛させて頂きます。連絡手段を設置する事は重要ですが、メールフォームを使ったりメールアドレスを画像で掲載するなどの方法でスパムメールを受けにくくする事ができます。
アンカーとはページの特定の場所を指定してリンクを貼る仕組みです。通常のリンクは、ページを表示する際に一番上を表示しますが、アンカーを設定しておけばページの中央部を表示させたりする事もでき、同一ページ内をリンクで移動させたりする事も出来ます。では実際に下のリンクをクリックしてみて下さい。
アンカーを設定するには移動させたい部分のテキストをドラッグして範囲指定しておきメニューバーの「挿入」を選択。出てきたメニューから「アンカー」を選択します。次に名前を半角英数字で付けるのですが、先頭に数字を使うとうまくいかないようです。アンカーの設定が終わってもページに変化は出ませんがHTMLソースには<a name="namae">指定した文字</a>が挿入されています。
アンカーの設定が終われば次はそのアンカーへのリンクの設定です。同一ページ内からのリンクであれば、「リンクファイルの場所」に半角で「#」を入れ、後ろに先程設定したアンカーの名前を入れます。違うページからリンクするなら、先にそのページのファイル名を選択し、「#」「アンカーの名前」を記入します。これでリンクがアンカーを挿入した部分へ移動できるようになります。
(例) index.html#namae