東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 社会 > 速報ニュース一覧 > 記事

ここから本文

【社会】

原発2号機、温度計故障の可能性 配線断線か

2012年2月13日 21時39分

 東京電力は13日、福島第1原発2号機の原子炉圧力容器底部にある温度計の一つが同日午後5時に276・4度を示し、一時、計測できる限界の400度を超えて測定不能になったと発表した。東電は「温度計につながる配線がほぼ断線しており、温度計が故障した可能性が高い」としている。

 東電は、圧力容器底部にある三つの温度計のうち、一つの数値が2月初めごろから大きく変動してきたことから、13日に計器の電気抵抗の測定など点検を実施。その結果、断線している可能性が高いことが分かった。

 事故後、ケーブルなどが損傷し、故障につながった可能性もあるとみて原因を調べている。

(共同)
 

この記事を印刷する

PR情報





おすすめサイト

ads by adingo