中国製原子炉6基新設へ パキスタン明らかにパキスタン原子力委員会のパンフレットに掲載された同国中部で稼働中のチャシュマ原発(共同) 【イスラマバード共同】パキスタンが少なくとも6基の中国製原子炉の新設を計画、中国から原子力技術や資金面での支援を受けるための交渉が合意に向けて最終段階にあることが13日、分かった。パキスタン原子力委員会(PAEC)の関係者が共同通信に明らかにした。 新規原子炉のうち4基は南部シンド州カラチに、1基は同州サッカルに建設を検討。既に中国製原発が稼働中の中部パンジャブ州チャシュマにも少なくとも1基増設する方針。出力は約30万キロワットと約100万キロワットの2種類。 電力不足の解消が目的だが、核兵器保有国パキスタンは核拡散防止条約(NPT)に未加盟。 【共同通信】
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