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日高の工場 がれき受け入れへ

東日本大震災の被災地で出たがれきの受け入れについて、埼玉県日高市にあるセメント工場が、新たに協力する意向を示したことがわかりました。
埼玉県内では、これまでに熊谷市にある「太平洋セメント」の工場と、横瀬町にある「三菱マテリアル」の工場が県の呼びかけに応じ、新年度・平成24年度から2年間、およそ4万トンのがれきを受け入れる意向を示しています。
埼玉県によりますと、その後、日高市にある「太平洋セメント」の別の工場も新たにがれきの受け入れに協力する意向を示したということです。
新年度からの2年間、岩手県で出た解体された家の柱など2000トン程度を受け入れ、燃料として燃やした上で焼却灰はすべてセメントの原料にするとしています。これを受けて、埼玉県は、13日、日高市の市議会議員に経緯や安全対策などを説明するとともに、今後、地元の住民にも説明を行い、早ければ5月ごろから受け入れを始めたい考えです。
被災地のがれきについて、埼玉県は2年間で5万トンを受け入れたいとしていますが、これら3つの工場だけでは目標におよそ8000トン届かないため、引き続き自治体や企業に協力を呼びかけています。

02月13日 18時58分

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