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宮城・南三陸町職員が講演

東日本大震災で津波で大きな被害を受けた宮城県南三陸町の職員が多久市で講演し、被災直後は、町役場が機能しなかったことから最低でも3日分の水や食料などを各自で準備しておくことや地域で自主防災組織を整備することの重要性を訴えました。
この講演会は地域の防災対策に役立ててもらおうと多久市が開いたもので、会場の多久中央公民館には、地元の自主防災組織のメンバーや消防団員などおよそ300人が集まりました。
会場では、東日本大震災で津波で大きな被害を受けた宮城県南三陸町の三浦清隆復興企画課長が講演しました。
この中で、三浦さんは、南三陸町では、町の60%余りにあたる3300世帯余りが被災し、津波で水道や電気などが使えず、町役場の建物も壊滅的な被害を受けたことを説明しました。
その上で、震災から1週間程度は、町役場が機能せず被災者支援の対応などが行き届かなかったことから「最低でも3日分の水や食料それにラジオを各自で準備しておくことや地域で協力して炊き出しなどを行うために日ごろから自主防災組織を整備しておくことが重要です」と訴えました。
このほか、日ごろから家族の間で避難する場所を決めておくことなども大切だと呼びかけていました。

02月12日 12時54分

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