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5つ星のうち 5.0
僕らのgdgd妖精s!!,
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レビュー対象商品: gdgd妖精s 第3巻 【BD】 [Blu-ray] (Blu-ray)
AKB48は「会いにいけるいけるアイドル」というコンセプトでディープなファン層にアピールし、やがて紅白を飾る大人気グループへと成長したが、本作gdgd妖精sは「会いにいけるアニメアイドル」であった、この3人の愛らしい妖精たちに合うために動画配信サイト、「ニコニコ動画」に毎週木曜日に多くのファンが詰め掛けた。通常のアニメと異なり、CGで基本制作されたキャラクターと舞台は、アニメ制作において時間の制約を一番受ける工程をすっとばし、ファンの意見、趣向にすぐさま対応出来る、また本編にあえて脚本の存在しない声優たちのアドリブに任せたコーナーを設けることによって制作側の想定外の展開を見せ、さらにそれに対するファンの反応がリアルタイムで表記され動画配信サイトの特性により、制作側と視聴者側の距離がぐっと近くなった、 本作最終回には主演声優の口からでまかせから生まれたキャラクターが助演を勤めるなど、近年の「最初から最後まで予定調和的に作られた」アニメにはみられないいい意味での行き会ったりばったり感は本来のTVアニメがもっていた荒削りな魅力を思い起こさせる。 最終回、本編中でありながら、続編制作のためにDVD購入のお願いをファンに直接呼びかけるという前代未聞の展開は、型破りなギャグの形をとりながらも現在のアニメ制作現場の抱える問題をストレートに表す。 自分を良い子と信じて疑わない、(カワイイ)天然ピクちゃんも、頭の悪そうな(カワイイ)シルちゃんも、クールぶっているわりにちゃっかりした(カワイイ)コロちゃんも、皆われらの言葉に応えてくれる、動画サイトというシステムと公式配信という存在がもたらした新しいアニメの形、それを存続発展させるのは、われ等ファンの実のある応援なのだ、 「もう一度あの子達に会いたい!」 ならば皆で購入!!僕らのGDGDフェアリーS!!
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