ネーミングライツ

2011年04月04日

【J特】等々力のネーミングライツ

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4月4日は「どらやきの日」。

そんなニュースを観ました。


なぜ「どらやきの日」かというと、

桃の節句と端午の節句に「はさまれている」日だから・・・・

だそうです。

「食べて幸せ(4合せ=4月4日)」という意味も・・・。


この記念日登録をしたのは鳥取県米子市の丸京製菓という

どらやきメーカー(?)で、

米子市は日本のどらやき出荷量一位なのだそうです。


そんな統計があること自体驚きですが、

この会社は、

J2に昇格したガイナーレ鳥取が去年までホームスタジアム

として使用していた

米子市陸上競技場のネーミングライツを取得し、

このように命名しました。


どらやきドラマチックパーク米子
   
(略してドラパー)


米子の人達はどれだけどらやきが好きなのか・・・。

いつか行ってみたいスタジアムではあります。



さて我らが聖地等々力陸上競技場も、

今後行われる大規模改修後に、

ネーミングライツを取り入れる予定だそうです。


ネーミングライツ(Naming rights)とは施設命名権を主に指し、

米国発祥の命名権売却ビジネスです。


MLBのイチロー選手が所属する

シアトル・マリナーズのホームスタジアム

セーフコ・フィールドのセーフコは保険会社の名前ですし、


サッカーの世界でも、

バイエルン・ミュンヘンのアリアンツ・アレナの

アリアンツは保険会社の名前、

アーセナルのエレミーツ・スタジアムのエミレーツは、

ドバイ(UAE)の航空会社の名前です。


日本で初めて公共施設にネーミングライツが導入されたのは、

2003年3月の味の素スタジアム。

その契約料は年間2億円超(!)。


有名なところでは、フクダ電子アリーナ(フクアリ)。

契約料は年間1億円だそうですが、サッカーファンなら

フクダ電子という会社の名を知らない人はいないでしょうから、

一定、あるいはかなりの宣伝効果はあります。


今では、仙台、山形、新潟、大宮、水戸、草津、横浜・・・

千葉、清水、甲府、C大阪、神戸、岡山、鳥取、徳島・・・

愛媛、福岡、大分、鳥栖。

多くのスタジアムが命名権を売却しています。


個人的には、群馬県立敷島公園県営陸上競技場が、

正田醤油スタジアムになった時は衝撃的でした。



ちなみに、日立柏サッカー場、ヤマハスタジアムは

ネーミングライツではなく、

単に企業が所有するスタジアムなのだそうです。


ちょっと意外だったのはトヨタスタジアム。

トヨタ自動車のネーミングライツかと思っていましたが、

豊田市の純粋な所有なんですね。

名称は豊田スタジアム、

でも英語表記は TOYOTA STADIUM

まぎらわしいですね。

現在ネーミングライツを絶賛募集中とか・・・。


名古屋は瑞穂競技場も募集中なんですって。


他のスタジアムでも、札幌ドームや、アルウィン、KKWING、

長居陸上競技場なども命名主を募集中。

一説には、あの国立競技場も・・・



日本のスタジアムの場合、あたりまえだけど、

○○陸上競技場とか、○○球技場という表記が多い。


海外の場合、○○スタジアム、○○パーク、○○フィールド、

○○アリーナ・・・ 果ては、○○パレスなんていうものまである。


でも、なんとなく海外発祥のスポーツ故に

英語表記の方がしっくりくるような気がしますね。


さて、改修後の等々力陸上競技場の命名権は

どんな企業が取得するのかな。。。


富士通スタジアム

順当ならこれかな。



SMBC日興証券ピーカブーフィールド

ふろん太の立場がないか・・・・



神奈川県自動車整備振興会てんけんくんパーク

さらにふろん太の立場が・・・・名前長すぎるし・・・


かじのや納豆アリーナ

美味しそう・・・ でも臭いそう・・・・


まだ何年先のお話かもしれませんが、どうなりますことやら。

(^_^;)

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fsuppo at 23:46|PermalinkComments(4)TrackBack(0)この記事をクリップ!