現在位置:
  1. 朝日新聞デジタル
  2. ニュース
  3. 社会
  4. その他・話題
  5. 記事
2012年2月13日10時34分

印刷印刷用画面を開く

mixiチェック

このエントリーをはてなブックマークに追加

広島刑務所長を更迭 中国人脱走事件受け

写真:更迭された嶋田博・広島刑務所長(左)。会見で「ご心配をおかけした」と謝罪した=13日午前10時過ぎ、広島市中区の広島矯正管区拡大更迭された嶋田博・広島刑務所長(左)。会見で「ご心配をおかけした」と謝罪した=13日午前10時過ぎ、広島市中区の広島矯正管区

 広島刑務所(広島市中区)から中国人の李国林被告(40)=逃走や窃盗などの罪で起訴=が脱走した事件を受けて、法務省は13日付で、広島刑務所の嶋田博所長を更迭し、広島矯正管区付とする人事を発表した。後任には神戸刑務所の荒関富士夫所長が就く。新体制で再発防止や信頼回復に努めるとしている。

 同省は先月、事件の検証結果と再発防止策について中間報告を発表。李被告からの聴取を経て近く最終報告をまとめる。「住民への謝罪や説明に区切りがつき、今後は新たな所長のもとで組織の改善を進める必要がある」と判断したという。今回の人事とは別に、嶋田所長やほかの関係者への処分を検討している。

 広島刑務所長の任期は通常1〜2年で定期異動が多い。嶋田所長は昨年4月1日付で就任していた。

PR情報
検索フォーム

おすすめリンク

中国人は日本で存在感を増している。犯罪面での実態はどうなっているのか。

まじめな人がなりやすく、なると自分を責める。こんなうつ病のイメージが変わろうとしている。

17年近くもの逃亡はなぜ可能だったのか。日本の公安の実態をふまえ、鋭く追及する。


朝日新聞購読のご案内
新聞購読のご案内 事業・サービス紹介