ルクセンブルク--(
)--(ビジネスワイヤ)-- SES(Paris:SESG)(LuxX:SESG)は本日、これまで北米をカバーしていたSES-3衛星を、最先端の信頼性ある衛星容量に対する需要が顕著な地域であるアジアへと再配置中であることを発表しました。SES-3衛星を東経108.2°に再配置して、SESの顧客需要が拡大している地域である中東と南アジアをカバーできるようにします。衛星の移動は2011年12月中旬に開始されており、2012年2月6日に新しい軌道位置に到達する予定です。
SES-3は2011年7月に打ち上げられたばかりの若い衛星です。東経108.2°に到達した場合、計画されているカバレッジではビデオ、音声、データ、エンドツーエンド通信のネットワークなどの用途をサポートすることができます。本衛星はMAC-1に準拠し暗号化追跡が可能で、遠隔測定と制御の機能を持っているため、政府顧客のセキュアな通信需要を満たす上でも好位置に付けています。
SESのRomain Bausch社長兼最高経営責任者(CEO)は、次のように述べています。「SESは地球を巡る軌道上に49基の衛星フリートを有しているため、運用上の柔軟性を持っており、既存サービスに影響を与えることなく、軌道上の容量を再配置することで、顧客需要の変動に迅速対応することができます。」
SESガバメント・ソリューションズのTip Osterthaler社長兼CEOは、次のように述べています。「SES-3衛星の再配置は、当社が顧客と継続的に関わり、対話を重ねてきた結果であり、帯域幅で増え続ける需要に対処して、必須の通信機能をサポートできるようにするものです。今回の措置で確認できるのは、当社が政府顧客に対して必須機能を受け入れやすい料金で提供することに全力を挙げているということです。」
SESについて
SESは世界をリードする衛星事業者として、49基の静止衛星を運用しています。世界中の放送局、コンテンツプロバイダー、インターネットサービスプロバイダー、移動体・固定通信ネットワーク事業者、企業・政府組織に衛星通信サービスを提供しています。
SESは、放送業界において、長期にわたって継続できる業務関係、高品質のサービス、卓越さを目指して尽力しています。文化的多様性を持つチームを地域ごとに世界中に配し、顧客と密接に関わりながら業務を行うことで、衛星帯域幅やサービスに関する地域固有の要件に応えています。
SES(Paris:SESG)(LuxX:SESG)は、カナダのシエルおよびメキシコのクウェッツサットに資本参加しているほか、衛星インフラの新興企業であるO3bネットワークスにも戦略的資本参加を行っています。詳細情報についてはwww.ses.comをご覧ください。
SESガバメント・ソリューションズについて www.ses-gs.com
SESガバメント・ソリューションズは世界的衛星事業者SESの子会社で、米国政府の衛星通信需要に対処することに特化しています。SESガバメント・ソリューションズは政府向けSATCOM市場で30年以上にもわたって培ってきた経験を活用して、ロバスト性と安全性を備えた衛星ベースの通信ソリューションを提供しています。地球を網羅的にカバーする49基のSES衛星にサポートされながら、固定型・移動型対応の高度な信頼性を持つ容量を提供します。
本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。