ふ…古い絵で恐縮です;;

緋勇「暴走花子…さんか。
(は、初めまして~って言わなイカンやろオレ!)」

緋勇「…2151758番だ。
今日は…18人目だ。昨日は…72人…来た。
サーノが…
「10/20 うっかりミニゲームへのリンクを外してましたToT遊んでくださっていた方々スミマセンでした!m(_ _)m」
…と…言っていた。 」



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これまでの総評価:友199 愛551 喜162 同10 悩1 冷1 怒0 悲7 無1

魔人の星~Take Me to the Trouble~

「だ~りィよな~。フツー、炎天下で野球なんかやる?」
「だよなー。ちくしょー、いいなあD組の奴ら。ジャンケン勝ってたらサッカーだったのになー。」
「細野の野郎、自分の趣味押しつけんじゃねーよなー。」
 さんざん文句を言いつつ、級友達は野球のボールやグローブ、バットなどを倉庫から運んでいる。
「確かに、授業で野球をやるのは珍しいな。」
「細野のヤツが野球狂なんだよ。ホントは甲子園とか目指したかったのに、真神の野球部は弱えーかんな。鬱憤晴らしたいんじゃねェの?」
醍醐の台詞に溜息混じりに応えて、京一は一つ欠伸をした。

───じゃあ、この牛黄丹を20個と。磬木を10個追加だね。じゃ、こちらの麻沸散を引き取って、差額が…はい、3,000円。端数はサービスだよ。」
 感謝を込めつつ頭を下げて、オレは財布から紙幣を取り出した。

 ここのところ、蓬莱寺が「旧校舎の謎を暴こうツアー」なんてものを開いて、ちょくちょくあの気持ち悪い地下に、探検しに行くようになった。オレとしては付き合いたくないんだけど、どこから聞きつけるのか、雨紋や藤咲、紫暮達まで楽しそうに集まってくるので、異議を唱えるヒマもなく無理矢理潜らされてしまうのだ。
仕方がないので、出来るだけ死なないような準備だけはしておこうと、必然的に如月の店を利用することが増えた。
この店は、敵の所有物だった妖しげな武器や道具をあっさりと買い取ってくれるのだ。
確か初めてこの店に来たとき、「出所のハッキリしないものは買い取れない」とか言ってたのにな。

 物心がついた頃には、既に忍としての教育が始まっていたので、僕には「普通」の、「学生」の「日常」などというものは分からない。普通の人間として生活してみたい…という憧れも少しはあるが、それよりも、祖父から受け継ぎ、先祖から脈々と受け継がれてきた飛水家の使命を果たすこと。その責任と誇りの方が、遙かに重大だ。
この僕だけが受け継いだもの。飛水家のお役目。玄武の力。忍として身につけた技と、精神力。
「忘れるでないぞ、翡翠。決して心たやすく動かされるな。迷いを見透かされるな。お主は、この東京を守護する最後の「飛水」なのじゃ───
 客足が途絶えたので店内の在庫確認をしながら、なんとなく祖父の言葉を思い起こし、自分の為すべき事に思いを馳せていた───そんな、ある夕方のことだった。

 この十日程、龍麻はおかしかった。
ぼんやりと窓の外を見ていることが多くなった。授業中も、何も聞いていないのか、答えられないことが続いた。話しかけても、一度で振り向くことがない。
何かに苛ついているのか、机をトントンと指で弾いてみたり、溜息をついたりする。いずれも、以前の龍麻には見られなかった行動である。

 ~前回のあらすじ~
街で出会った、紗夜という少女は敵であると見抜いた緋勇だったが、結局、緋勇を陥れるために、巧妙に仕組まれた罠にかかってしまって役に立たなかった。病院から死体を盗み、背徳の生体実験を繰り返す紗夜の兄、死蝋は<力>を持つ緋勇を自分の漫才パートナーにしようと迫る。駆けつけた仲間達と緋勇に襲いかかる元ラグビーマン、腐童。その命を賭して緋勇を救ったくせに、まんまと逃げてしまった紗夜。そして緋勇は、「きどうしゅう」をどう書くのか判らず、悩むのであった。

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