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2012年2月10日21時33分

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メタンハイドレート掘削へ12日出港 渥美半島沖へ

写真:メタンハイドレートの採掘試験に使われる地球深部探査船「ちきゅう」=静岡市の清水港拡大メタンハイドレートの採掘試験に使われる地球深部探査船「ちきゅう」=静岡市の清水港

 新しい天然ガスとして注目されるメタンハイドレートを世界で初めて海洋で試掘するため、静岡市の清水港に寄港した地球深部探査船「ちきゅう」が10日、報道陣に公開された。12日に出港し、国内でも有数の埋蔵量があるとされる愛知県渥美半島沖へ向かう。

 ちきゅうは全長210メートル、幅38メートルで、海底から地中へ7千メートル掘る能力がある世界最高水準の探査船。波や風を受けても、高い精度で船を同じ位置に保つことができる。

 試掘をするのは石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)などで、出港後にメタンハイドレートが埋まる東部南海トラフ(海盆)の海域へ向かい、14日朝から約40日かけ、海面下約1200〜1400メートルの井戸を計4本掘る。

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