千葉県君津市の老人ホームで、入所者と職員合わせて71人がインフルエンザに感染し、このうち90代と80代の女性2人が死亡しました。
千葉県によりますと、君津市にある民間企業が経営する老人ホーム「サニーライフ君津」で、今月2日から入所者や職員が相次いで発熱やせきなどの症状を訴え、これまでに入所者57人、職員14人の合わせて71人がインフルエンザに感染したことが確認されました。
このうち、入所者の92歳と81歳の女性2人が11日に死亡したほか、入所者の男女6人が病院に入院して治療を受けています。
千葉県は、施設内で集団感染が起きたとみて、感染が広がった経緯を調べるとともに、施設に対して、患者の隔離や面会の制限などを指導しました。
サニーライフ君津は「予防接種を受けてもらうなど感染防止に努めてきたが、亡くなられた方には心よりおわび申し上げます。患者の回復と再発防止に努めてまいります」というコメントを出しました。
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