放射能から命を守る全国サミット 福島で開幕
(2012 02/12 06:30)
分科会で事例報告を聞くうつくしま福島の会の目黒静子さん(左)と鴨志田安博さん(左から2人目)=11日、福島市三河南町
 東日本大震災から11カ月となる11日、福島第1原発事故による放射能被害を懸念し全国各地に避難している人、受け入れ先の支援団体による「放射能からいのちを守る全国サミット」が福島市で開幕した。約400人が出席し、支援団体のネットワーク化や避難先での健康相談会の必要性を訴える意見が出た。
 課題を共有し、連携を深める目的で開催。「子どもの権利」や「保健・食品・医療・測定」など5つの分科会で事例報告があった。
 鹿児島で避難者との交流会などを開いている「うつくしま福島の会」の目黒静子さん(28)=霧島市、双葉町出身=と鴨志田安博さん(52)=鹿児島市、塙町出身=が参加した避難者支援の分科会では、「全国の支援団体がネットワークを作り、自主避難希望者に情報を提供してほしい」などの意見が出た。
 福島県伊達市から札幌市へ家族4人で自主避難し、避難者の自治会を立ち上げた宍戸隆子さん(39)の事例報告を熱心に聞いていた鴨志田さんは「もっと避難者とつながって悩みなどを把握したい」と話した。
 最終日の12日は、避難希望者や子どもの健康に不安を抱える人を対象に相談会を開く。
 
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