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【プロ野球】

村田 4番争い 一発狙い封印

2012年2月12日 紙面から

実戦形式の練習で、送りバントをする村田。捕手阿部=宮崎・サンマリンスタジアムで

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 フリーエージェント(FA)移籍で巨人に加入した村田修一内野手(31)が11日、阿部との4番争いに“Gスタイル”でチャレンジする考えを明かした。最初の実戦となる12日の紅白戦に4番で出場することが決定。横浜時代とは違い、一発狙いを封印し、チーム打撃に徹する決意だ。

 ハマからやってきた大砲に用意された紅白戦のイスは4番だった。原監督は「4番は(阿部)慎之助と修一」と明言。紅白に分かれての4番争奪戦の第1ラウンド。紅白戦とはいえ、結果を求められる立場は自覚している。何よりも切望するのは優勝。そのためには「男」が代名詞だった横浜時代の豪快なイメージも捨てる。

 「どの打順でも自分がやることは一緒。ケースに応じた打撃をできたらいい」。その言葉通り、この日行われた状況に応じた打撃練習では「ここ何年かは全然やってなかった」という送りバントや進塁打も見せた。変化したのは打撃だけではない。“一匹オオカミ”的な行動を控え、チームメートにも積極的に話しかけている。「僕はとっつきにくいと思われているみたいなので」。郷に入っては郷に従え−。12日の紅白戦は“Gの村田”としての第一歩。まずは巨人に適応したスタイルを証明する。 (井上学)

 

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