空港。 木刀の竜と まん太がいた。 「アメリカ!!?」 「その上 スシバーで板前修行!!?」 「なんで またいきなり?」 「まぁ オレも高校卒業しちまったからここらで一発気合いを入れようと思ってなぁ」 そう言いながら 竜はカッコをつけていた。 「アメリカは広いぜぇ!住宅事情も問題ねぇし……………」 「ほんで 70年代を感じさせるちょっとした ベストプレイス 見つけてよォ……」 「ビッグな板前ンなって アンナ女将のもとへ帰ってくのよ」 「くぅ〜っ たまんねぇ〜っ!!」 「………居場所かぁ……」 「僕 竜さんの事が羨ましいよ」 「だって 竜さんには僕と違って仲間も夢もるんだもの……」 まん太はうつむき加減にそう言った。 「……話せよ まん太……」 「!」 「オマエに一体何があったのか………」 「オレは1人モンの味方だぜ……!」 それを聞いた まん太は 竜の懐に飛び込んだ。 「竜さ――――――ん!!」 そう叫びながら。 「おぉ……よしよし……」 そう言いながら 竜はまん太を抱きしめた。 (まん太……ちっちゃくて可愛いじゃねェか……) (オレの頭が どうにか なっちゃいそうだ……) 「うぅ……竜さん……竜さん……実は……」 「待て まん太……ここじゃ ゆっくり 話が出来ねェだろう?」 「ゆっくり 話が出きるところに行こうや」 そう言いながら 竜は まん太を抱きかかえ トランクを転がしながら あるところに向かった。 ラブホテル。 「え〜っと……どの部屋を選ぶかな?」 「り……竜さん……ここって……?」 「見りゃ ワカんだろ ラブホテルだ」 「だから 何で ここにいるの!!?」 「ガタン」 鍵が自動販売機の中から音を立てて落ちた。 竜は それを拾い上げながら言った。 「決まってるだろ?オレが1人モンの味方だからだよ」 そして竜はまん太をホテルの室内に連れ込んだ。 まん太は ラブホテルの室内を見回しながら言った。 「うわぁ〜 すごぉ〜い……」 「テレビに……カラオケに……ジェットバスに……ゲーム機に……」 「鞭に……三角木馬に………浣腸に………」 「って なんで あんなモンまで あるんだよ ここぉ〜!」 「安心しろ まん太……今回 それは使わねぇから………」 「早く お風呂に入って来な」 そう言いながら 竜は どっかとベッドに座った。 「竜さん………本当に……本当に 僕なんかでいいの……?」 「ん?あぁ……いいのさ……」 その言葉を聞いた まん太は お風呂に向かった。 そして 身体中を洗い シャワーを浴びていた。 「シャ―………」 「パチパチパチ………」 シャワーから水が出る音と シャワーから出た水が床に当たる音の中でまん太は思った。 (今日……竜さんに抱かるのか……いいよね?葉くん……?) そして タオルを巻いた まん太が風呂から出て来た。 「おぉ 出て来たか まん太……次はオレだ……」 「少し待ってな」 そう言いながら 竜は服を脱ぎながら お風呂に向かった。 それを見たまん太は 顔を赤くしながら思っていた。 (大きかった……) 10分後。 「お待たせ」 そう言いながら 竜が全裸で お風呂から出て来た。 それを見た まん太は顔を赤くしながら言った。 「り……竜さん……前……何かで隠してよっっ!」 「ん?あぁ 悪い まん太……」 「それでは 始めようか……」 「優しくしてね……竜さん……?」 「あぁ……まん太……」 そう言いながら 竜は まん太に口づけをした。 「ん……り……竜……さん……」 「はぁぁ……ん……」 まん太の口からその声が漏れた。 「可愛いぜ まん太―――……」 「華奢な 身体……」 「小さい身体…………」 「さて まん太……」 そう言いながら 竜は自分のモノをまん太に見せた。 「舐めな……」 その言葉を聞いた まん太は目を瞑りながら舐めようとする。 「ぴちゃ……ぴちゃ……ぴちゃ……」 「どうした まん太……?イヤかい……?」 「うん……竜さん……」 そう言うまん太の目には涙が浮かんでいた。 (か……可愛いじゃねェか どちくしょうっっ!) 「……舐めたくないなら舐めなくてもいいんだ………」 「痛くなるだけだからな……」 竜のその言葉を聞いた まん太は 青ざめながら 再び 舐めにいこうとする。 が 竜はそれを制止して言った。 「待てよ まん太……」 「ムリしなくてもいいんだぜ」 「エ……でも 痛いって……?」 「ハハハ バカだなぁ ベイビー オレが痛い事をすると思うのかい?」 「そんなコトをしなくてもラブホテルにはこういうモノがあるのさ」 そう言いながら 竜はベッドの枕元に手を伸ばし 筒状の入れ物を取り出した。 その中にはピンク色の液体が タプタプと蠢いていた。 「そ……それは……?」 「ローション……」 「モノを入れやすくするための液体だ……」 そう言いながら 竜は自分の手にローションを垂らした。 「とろぉり……」 かなり 粘着性があるようだった。 それを 竜は まず 自分の固くそそり立ったモノに塗りたくった。 「ベタ……ベタ……」 「よし……っと……さて まん太……お尻をこっちに向けな」 「え……あの……?」 まん太のその言葉が終わらないうちに竜は まん太のお尻に指を入れた。 「つぷ……」 「……指だけなら入るな……」 「これなら ローションを塗っておけば大丈夫だ……」 そう言いながら 竜は ローションを指に絡ませ まん太のお尻に挿入した。 「ちゅぷ……」 「あ……ぁぁ……っっ!」 「り……竜さん……ッッ!!」 「びゅくっ びゅくっ びゅくっ びゅくっ」 まん太のモノから 白い欲望がベッドに放出された。 「ちょっといじっただけで……まん太……イキやすいんだな」 その言葉と同時に 竜はお尻に入っている指を激しく動かす。 「ジュプッジュプッジュプッジュプッ」 「あ……あぁ……ま……また……またイクよ……」 「何!!? もうかよ!!?」 「り……竜さ――――――ん!!」 「びゅくっ びゅくっ びゅくっ びゅくっ びゅくっ………」 「は……はぁ………また イッちゃったよ……」 「ゴメンね……竜さん……」 「いいって コトよ……」 そう言いながら 竜は再びお風呂に向かった。 5分後。 スッキリした表情で出て来た。 どうやら 『出して』きたようだ。 「竜さん……今度は して あげるからね……」 「ああ……」 そう言いながら 2人はお互いを抱きしめた。 そして 2人はラブホテルを出て 竜のバイクに乗り 走り出した。 「ケッ!! つれねえよなぁ!」 「葉の旦那がそんな事言うなんてよぉ!!」 「竜さん 本当にいいの!!? 僕なんかのためにアメリカ行き やめちゃうなんて!!」 「あたりめぇだ!! スシバーは逃げねぇからな」 「さぁ 行くぜ!!男2人 出雲旅だ―――!!」 そして 2人は出雲に向かった。 出雲に戻った葉に会うために………。