米空軍、最大1万8000台のタブレット端末導入を検討

2012年 02月 12日 09:38 JST
 
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[10日 ロイター] 米空軍は、パイロットや乗務員が機内に持ち込む紙資料の量を削減する目的で、iPadなどのタブレット端末を今後最大で1万8000台導入することを検討している。

同軍が政府調達のウェブサイト上で明らかにしたもので、米アップル(AAPL.O: 株価, 企業情報, レポート)の「iPad」の名前が明記されているものの、その他のタブレット端末の導入も検討するとされており、カナダのリサーチ・イン・モーション(RIM)(RIM.TO: 株価, 企業情報, レポート)の「プレイブック」や、韓国サムスン電子(005930.KS: 株価, 企業情報, レポート)の「ギャラクシータブ」なども含まれる可能性がある。

仮に米空軍が、購入可能な限りiPadを導入することになれば、アップルの政府部門への進出を大きく後押しすることになる。

一方、RIMのスマートフォン(多機能携帯電話)「ブラックベリー」は、北米で100万人以上の政府職員に使用されているが、アップルや米グーグルの基本ソフト(OS)「アンドロイド」端末に押され、シェアを失ってきている。

2月10日、米空軍は、iPadなどのタブレット端末を今後最大で1万8000台導入することを検討している。写真はiPad。ニューヨークで先月撮影(2012年 ロイター/Shannon Stapleton)
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